お知らせ情報詳細
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2022
11/14(月)
(終了しました)【12/3午後開催】相続実務の現場から~相続放棄と外国籍・海外在住の相続手続き~(“ら・し・さ”の終活講座 第50回)
家族や親族のつながりの希薄化や親の借金などにより、相続放棄を選ぶ人が増えています。
また、被相続人や相続人が、外国籍や在日外国人、海外在住というケースも少なくありません。
今回は、最近増えている「一筋縄ではいかない相続放棄」と「外国籍・海外在住の相続手続き」について、手続き上の問題点や解決策を、年間約250件の相談を受けている講師が実例を交えてお伝えします。
【一筋縄ではいかない相続放棄】
▼事例1:空き家の火災トラブル
60年前に亡くなった祖母名義の空家が火災で焼失。
50年前に亡くなった母の代襲相続人だからと、自治体から連絡あり。
相続放棄はできる?できない?
▼事例2:多額の借金を残した叔母の相続
一度相続放棄したが、一緒に相続した兄(子なし)が相続放棄せずに死亡。
兄(死亡)⇒母親(放棄)⇒自分と戻り、再び借金返済を迫られる。
2回目の相続放棄はどうなる?
▼事例3:どこの家庭裁判所が管轄なの?
亡くなった人の最終住所地が管轄。
でも、亡くなってから5年経過すると住民票情報は入手しにくくなる。
では、どこに申述したらいいのか??
探しているうちに3カ月過ぎたら大変、でも間違ったらどうしたらいいの?
時間との戦いだった現場の状況をお伝えします。
【外国籍・海外在住の相続手続き】
国内にある不動産や預貯金等の財産についての、相続手続きについて、おもに韓国・中国国籍(帰化した人を含む)の事例を挙げて説明します。
1.どの国の法律が適用されるか?
(韓国籍は〇〇、中国は●●。近隣国でも違います!)
(遺産分割の法律と遺言に関する法律も、実はちょっと異なります)
2.戸籍がない場合の家族関係の証明は?
3.在外の場合の印鑑証明(本人確認)はどのようにする?
とても参考になる事例ばかりです。
なお、今回の終活講座はオフレコの内容が多いため、後日の動画配信はありません。
【開催日時】2022年12月3日(土)14時~16時30分
申込締切:2022年12月1日(木)
【会場】ワイム貸会議室お茶の水 お茶の水ユニオンビル4階 Room B
またはオンライン(会員のみ)
【参加費】5,000円(会員は3,000円)
※会場受講:当日受付にて現金でお支払いください
※オンライン受講:Peatix内のページ案内に従ってお支払いください
【講 師】大久保 啓介(ら・し・さ会員)
司法書士法人 大久保事務所 代表
司法書士・宅地建物取引士、終活アドバイザー
【申し込み方法】
オンラインにて受講をご希望の会員は、会員専用ページからお申し込みください。
↓会場にて受講をご希望の方はこちらからお申し込みください↓
(NPO法人ら・し・さのサイトに移動します)
平日10時~12時 13時~16時